こんにちは。
習慣リノベーション心理カウンセラーの佐古です。
2018年も残り僅か、師走になりましたね。
寒さに負けず外で元気に遊ぶ子供たちの声に
今日も自分らしく生きる活力を貰っています。
最近話題のAIの進化ですが、
あなたはどう受け止めているでしょうか?
カウンセリングの相談でも将来、
仕事をAIに奪われるのではという
不安と悩みを聞く機会も増えてきています。
現代で働く私達でも気になるAIの進出ですが、
子供たちが大人になり働く頃には
AI社会が実現されているはずです。
3歳の愛娘がAI社会でどう生きていくのか?
ちょっと考えてみた時に子育てにも
工夫が必要だという結論に達しました。
なので今日はAI社会を生き抜く力を育む子育て
をテーマに親が出来る事を伝えたいと思います。
子供が大人になる頃には49%の仕事はAIに託されている!?
少し古いデータですが、10~20年後に、
日本の労働人口の約 49%が就いている職業において、
AIに託されて(奪われて)いるとの研究結果があります。
ちょうど3年前に野村総合研究所が発表しました。
愛娘は3歳ですので就職活動をする頃には、
半分近くの仕事がAIでなりたっている可能性が高く、
どう生きていくのかという壁にぶつかる危険もあります。
今はまだ実感がないかもしれませんが、
スーパーなどではセルフレジが増えていますよね。
子供は嬉しそうにしていますが、
ペッパー君が受付をしている店も
結構増えているように思います。
世の中では仕事が奪われるというイメージが強く、
不安を抱く人も多いですが、
私はメリットも多いと考え仕事を託すイメージです。
ただ、多くの日本人は考え方を変えていかないと、
本当にAIに仕事を奪われてのみ込まれる
危険性もあるかなとも感じています。
今までの子供の褒め方を変える必要がある!?
あなたは子供を褒める時、
どのような褒めポイントに注目していますか?
「ちゃんとお話をきけて偉いね」
「約束を守れて偉かったよ」
「お友達と仲良くできて偉い」
などの褒め言葉をたくさん使っていませんか?
この褒め方が悪いという事では決してありませんが、
このようなルールを守れたことや協調性あった面ばかり
褒めてしまっていると自立心が育ちずらくなります。
日本には行儀良い事、皆と同じ事が美徳
という風習がありますよね。
だから、多くの親もルールを守り他者と協調でき、
指示に従順だった事を褒めやすくなっています。
この褒め方が多いと思いやりのある
リーダーに従順な人間に育つ心理傾向が強いです。
今の時代ではまだ必要とされる人材でもありますが、
AI社会になった時にはどうでしょう?
AIこそリーダーに従順でルールを守り、
文句言わず頑張れる存在になります。
AIの得意とする土俵でAIと争えば、
多くの人に勝ち目はないのが現実です。
だからこそ、AI社会で生きていくには、
AIのリーダーとして自分で考える力を持つ、
自立した存在である事が必要になってくるはずです。
今の自分の子供に対する褒め方を確認してみましょう。
親の言う事やルールを守れる従順さ、
常に他者とも仲良くできる協調性ばかり
褒めてしまっていないでしょうか?
従順で思いやりのある大人に育つかもしれませんが、
AI社会を生き抜く自立心は育たずに、
AI社会にのみ込まれてしまう危険があるかもしれません。
将来を見越した褒め方で子育てをしていく!
AI社会という大きな社会変化が起こる時代に生きるからこそ、
親として子供にしてあげられることを考えていきたいと思います。
AI社会を自分らしく生き抜く力を育む子育てとは…
親の言う事やルールを守れる従順さ、
常に他者とも仲良くできる協調性ばかり
褒めていると自立心が育たずに
AI社会にのみ込まれる危険が高いです。
では、AI社会でも自分らしく生き抜く力を育むには
どんな子育てで向き合っていけばいいのでしょうか?
先ほどから出てきていますがAI社会を生き抜くには
自立心が必要だと考えられます。
自分でしっかり考え行動し何かを生み出せる力、
AIのリーダーとして自分が主となり統率できる力、
このような力を今の子供たちには育ませることが大切です。
その為にもまず、土台となる自立心が育たなければ、
自分を主と捉えて、自分で考え行動することもうまく出来ません。
思いやりと従順さを褒める日本の褒め方とは逆に、
アメリカの褒め方は自立を育む褒め方が主流です。
幼児でもできることはできると本気で信じているので、
日本のように指示や手助けの子育てはあまりなく、
自分で考え、解決される傾向が強いようです。
なので、自立心が育まれ自分で考え行動できる
自立した人間が多く育つとも言われます。
褒め方も自分でやってみた事に注目し、
「一人でできたじゃない。すごいね」
「自分で考えたの!面白いね」
「○○ちゃんなりにやってみて楽しかったね」
などの褒め方となり自立心が育まれます。
注意してほしいのは日本の褒め方より、
アメリカの褒め方の方が良いという訳でなく、
AI社会に必要な自立心が育まれる褒め方を
日本人は増やしていく必要があるという事です。
大切なのは褒め方のバランスです!
多くの日本人の場合、従順さと協調性が8、
自立心は2くらいの褒めバランスになりがちです。
だからこそ、従順さや協調性を褒めるのを止め、
自立心を褒めようと考えるのではなく、
自分でやってみた事に注目して毎日3回は
自立心を褒めてあげる取り組みを始めるだけでOKです。
自然と従順さと協調性:自立心の褒めバランスが整われ
良い感じにどちらも育まれていくかと思います。
子供の自立心を褒めるのは意外に難しい…
自分でやってみた事に注目して毎日3回は
自立心を褒めてあげる事を勧めましたが、
これは単純なようで多くの人にとって難しい事なんです。
なぜなら、親である自分自身が自分の自立心を
褒めてあげた経験が殆どないからです。
従順さや協調性は自分でも褒めた経験が多いので、
子供に対しても自然と褒められることが出来ます。
でも、自立心だけを褒める
経験を持つ日本人は少ないです。
自分でやってみた事で結果を出せてなければ
褒められないというのが多くの日本人の思考習慣だからです。
だからまずは、親も一緒に自分でやってみた事に注目して
毎日3回は自立心を褒めてあげる
メンタルトレーニングをすることも大事になります。
これは10~20年後に訪れるAI社会に
親自身も対応して生き残れるスキルを身に着ける
メンタルトレーニングにもなります。
なので、ぜひ、お子さんと楽しみながら
自分の自立心を褒め合う習慣を作り、
自然と自分で考え行動できる力を育んでいきましょう。
親である自分が、愛する我が子が、
AIを使う存在で自分らしくいられるのか、
AIに使われる不自由さで生きるのか、
今からの自分たちの過ごし方次第だと思います。
楽しくAIと共存できる未来を手にする為に、
子供と楽しく自立心を育んでいきましょう!
AI社会にのみ込まれない心を育みたいという人は
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時代の変化というのは突然起きないものです。
明日からAI社会がやってくるわけではありません。
でも、人間が変化していくにも時間が必要です。
自分や子供への褒め方を変化させるにも、
数か月はかかるのが自然な変化の流れです。
だからこそ、未来の社会変化に合わせて、
自分も変わり始める時に現代は来ていると言えます。
自分のため、子供のため、家族のため、
これからも続く子育てのために
今やるべきことは何でしょう?
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自立心を家族で一緒に育んで、
AI社会にも不安でなくワクワクを抱けるよう、
一緒に楽しいすくすく子育てをしていきましょう!
今日も最後までご覧頂きありがとうございました。