
こんにちは。
習慣リノベーション心理カウンセラーの佐古です。
4月も2週間が過ぎましたね。
新生活をスタートさせた人も
落ち着いてくる頃でしょうか?
新社会人にとってはストレスを感じ始めた
という人も徐々に出てくる頃かもしれません。
前回は新社会人の為のストレス社会に負けない
メンタル管理をご紹介しましたがご覧頂けましたか?
ストレスとの向き合い方の
参考にして頂ければと思います。
今日も前回に続いてストレスケアをテーマに
新年度を充実させるコツを伝えていきますね。
新社会人の方もそうでない人も
ストレスケアの参考にしてみてください。
ストレスはなぜ生まれるのか?
ストレスって言葉はメジャーになりましたが
理解できている人は少ないと思います。
なんとなく心の健康に悪く気分を損ねたり
苦しい気持ちにさせてしまう悪いもの。
こんなイメージしか持っていない人も多いです。
だから、ストレスはなぜ生まれるのか?
もよくわからない人も多いです。
ストレスがなぜ生まれるのか?
知っていると言う人も過酷な環境や辛い出来事、
他人に批判されたなどで生まれている
と思い込んでいる人はとても多いです。
間違いではありませんが、実は専門的に
人間には常にストレスが生まれています!
ストレスとは生きているうえで存在する刺激に
心が受ける反応でもあるからです。
生きていれば良い刺激も悪い刺激も存在します。
だから、ストレスは常に生まれて
避けられるものではありません。
よくストレスを無くすといいますが、
ストレスは無くすのでなくちゃんと向き合い
上手く自己管理をしていく事が大切だと覚えておきましょう。
ストレスに強い人とストレスに弱い人の違い
アメリカの臨床心理学者、アルバート・エリス氏が
発表した「ABC理論」という心理療法を見ると
ストレスに強い人とストレスに弱い人の違いが分かりやすいです。
職場で怒られたという出来事に対して、
自分がどう捉えるのかという受け止め方次第で、
ストレス反応は変化し感じる気持ちにも違いが生まれる。
あなたは上司に怒られた時、
どのような捉え方でどんな気持ちになっていますか?
ストレスに強い人と言われるのは
このように悪い出来事が起きた時も、
自己否定で苦しむのでなく頑張れる人ですよね。
ストレスに弱い人と言われるのは
悪い出来事が起こるとすぐ自己否定してしまい、
落ち込んだり、苦しい気持ちになる人ですよね。
このように同じ出来事でも自分の捉え方次第で
ストレスは大きく変わるのも心の現実です。
本当にストレスに強い人のメンタル管理術
実は先ほど伝えた捉え方でストレスを変えるだけでは
本当にストレスに強い人とは言えません。
それは捉え方には限界があるからです。
例えば、怒られたのなら期待と捉えられても、
左遷されてしまった時はどうでしょうか?
世の中には見放されるような出来事も起こります。
最近はプラス思考、ポジティブシンキングを
推奨する声も高まっていますが、
これだけだとメンタルダウンの危険性はぬぐえません。
前向きな物事の捉え方はトレーニングして
身に着けておく必要はありますが、
このストレスケアだけで大丈夫とは言えないのが心の事実です。
ストレスに弱い人とストレスに強い人の違いには
もう1つ決定的な違いが存在しています。
それは、普段の思考です!
怒られた出来事が起きたあとも
ストレスに弱い人は怒られたことを気にして
無意識に自分から考えてしまい苦しみ続けます。
ストレスに強い人は怒られた出来事が過ぎたなら
気持ちを切り替えて普段から前向きな思考で過ごすので
怒られたことを気にして何度も考える事はしません。
思考をストレス源に囚われて過ごすのか、
気持ちを切り替えストレス源を気にせず過ごせるのか、
この違いがストレスに弱い人とストレスに強い人にあります。
そして、本当にストレスに強い人は
普段から自分の思考を何に向けて過ごすのかを
自己決断して過ごすメンタル管理術を持っています。
怒られたことが気になる気持ちがあっても、
気にしても苦しくなるだけだと解っている。
だから、自分の気持ちが高まる思考を選び、
気持ちを切り替えてから今やるべきことに取り組む。
本当にストレスに強い人は
気持ちの切り替える力も磨いているんです。
ストレスで苦しみにくい捉え方を
トレーニングするだけでなく、
気持ちを切り替えるトレーニングもしている。
あなたはストレスを感じている時、
気持ちを切り替えて気分を整えられますか?
感じているストレスが気になってしまい、
何度もストレス源を考えてしまっていませんか?
ストレスは刺激に対する心の反応なので
刺激から時間が経てば消えていくのが自然です。
でも、ストレスが消えずにいつもでも苦しいのは
あなた自身がいつの間にかストレス源(刺激)を思い出し
新たにストレスが継続する刺激を与えている可能性が高いです。
次回は気持ちを切り替えるストレスケアを
具体的にいくつか紹介するので楽しみにしていてください。
今日はストレスに強くなるには
物事の捉え方をトレーニングと
気持ちを切り替えるトレーニングが
必要だというストレスケアの気づきを覚えておいてください。
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ストレスケアはストレス発散だけでは不十分です。
特に社会人はストレス発散をする時間が少なく、
日々のストレスをケアしきれない人も多いです。
だからこそ、ストレス反応に対するケアや
ストレスを持続しないためのストレスケアが重要です。
そして、このようなストレスケアは
メンタルトレーニングで誰でも身に着けられます。
更に身に着けてしまえば習慣になるので、
毎日、自然と歯磨きをするように
ストレスケアも自然と出来るようにもなります。
一緒に本物のストレスに強い自分を磨き、
毎日自分らしく充実した日々を楽しみましょう!
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より多くの人に心理学を学んで頂き、
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4月はお茶会を2回開催します。
開催日時:4月15日(日)14:00~16:00
開催日時:4月29日(日)14:00~16:00
定員:5名
会費:3000円
場所:ハートフルタイム カウンセリングルーム
講師:習慣リノベーション心理カウンセラー 佐古 康弘
※会費の支払いは当日現金払いのみとなりますので、ご了承ください。
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タイミングによっては定員オーバーになる事も
御座いますので、申し込みはお早めにお願いします。
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最後までご覧いただきありがとうございました。