来月からソチ五輪が始まりますね。

日本の選手たちは、

世界的にも実力者ぞろいなので、

沢山のメダルも期待されています。

メダルには、

金メダル

銀メダル

銅メダル

3つのメダルがありますが、

やっぱり金メダリストが、

1番満足度も高く、

幸せになれますよね。

では、次に満足度が高く、

幸せになれるのは、

銀メダリストでしょうか?

銅メダリストでしょうか?

あなたは、どっちだと思いますか?

答えは、銅メダリストです。

実力で言ったら当然、

金メダリストの次は

銀メダリストになるのですが、

幸福度合いで言ったら、

金メダリストの次は

銅メダリストになるんです。

なぜ、銅メダリストの方が

銀メダリストよりも幸福度が高いかというと、

銀メダリストには、

あと一歩で、ほんの少しの差で、

金メダリストになれたという

思考に囚われやすいからです。

銀メダリストは、

金メダリストと比較してしまい、

悔しさを誰よりも感じます。

一方で、銅メダリストは、

メダルを取れた事に歓喜します。

銅メダリストは、

金メダリストや銀メダリストと比較せず、

メダルを取れなかった

大勢の選手たちと比較するので、

満ち足りている喜びを感じます。

だから、満足度が高く、

より幸せを感じているのは、

銅メダリストになる訳です。

人間の心というのは、

シンプルなようで、複雑でもあります。

実力の高い順に満足を感じ、

幸せを感じればいいのに、

脳の機能である比較が行われ、

比較対象を誰にするかによって、

満足感は変わってしまい、

幸せを感じる度合いも変わってしまう。

これはメダリストという、

限られた人種の話ではありませんよ。

私達の生活にも、

大きく影響を与えている、

幸せの法則の1つです。

例えば、就職活動。

あなたは就職活動中です。

あなたは自己PRを頑張り、

100人の応募者の中、

たった2人の最終面接まで

残る事が出来ました。

でも、最終結果は、

不合格でした…。

この時、あなたは

どんな気持ちになりますか?

あと一歩で採用だったのに、

最終面接まで残ったのに

不合格になるなんて最悪だ、

などと悔しさに囚われてしまったり、

酷く落ち込んでしまっていませんか?

そして、次の会社の面接にも、

悪影響を引きずっていませんか?

この時、初めて3次面接まで

進めた男性がいました。

彼も当然不合格でしたが、

今までで一番上手くアピール出来、

初めて3次面接まで進めた事に、

喜び、自信をつけていました。

あなたは、最終面接で争った

相手と比較してしまい

自分の心の状態を悪化させてしまった。

でも、彼は今までの自分と比較し、

自分の心の状態を良好にさせる事が出来た。

そして、次の会社で二人には、

大きな差が生まれていた。

あなたは心の状態を悪化させたので、

今まででも最低の対応になってしまった。

彼は心の状態をより良好に出来たので、

今までで最高の対応をする事も出来た。

会社は、あなたより彼に魅力を感じ、

彼を採用にする結果になった。

ここで忘れないでほしいのは、

実力で言えば、

あなたの方が彼より力があるんです。

でも、脳の機能上、ついつい

してしまう比較の対象が違っただけで、

心が感じる満足や幸せも違ってしまい、

変ってしまった心の状態の影響で、

その後の出来事の結果までもが

変ってしまうという事です。

全てが、このようになる訳ではありません。

でも、このようなケースになる場合も

現実には沢山あるという事です。

あなたも日々、比較をしていると思います。

これは、脳の機能の1つなので、

頭の良い人ほど、比較の傾向が高いです。

そして、比較を止めるのは、

脳の働きにブレーキを掛ける事なので、

するべきではないと思います。

大切なのは比較の対象です。

他人と比較するのは止めましょう。

元々違う人間なのだから、

正確な比較対象になりませんし、

心の状態を悪化させるリスクがあります。

だから、自分と比較しましょう。

自分は常に自分です。

調子が悪くなる時はあっても、

能力を失うなんて事は滅多にありません。

事故で医学的な損傷をしてしまうなど、

能力を失うのは限られた事態の時だけです。

だから、自分と比較しているのなら、

今の自分が過去の自分より、

能力が下がるなどという事は滅多にないんです。

もし、今の自分が過去の自分より、

能力が下がっていると感じているのなら、

それは、自分の能力を比較しているのでなく、

自分の状態を比較しているだけでしょう。

つまり、ただ調子が悪いと、

比較する事で気付いているだけです。

ただ調子が悪いだけなら、大丈夫ですよね。

能力は失っていないのだから、

調子を戻せばいいだけです。

正しく自分と比較が出来るのならば、

落ち込む事はなくなるはずです。

そして、自分の成長に気付く事が出来、

自信を高められる事が出来るはずです。

正しい比較で自分を高めたい人は

カウンセリングを受けてみましょう。

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カウンセリングは自分の心と向き合う時間です。

だからこそ、自分がどうして不満が多いのか、

苦しさばかり感じてしまうのか、

周りの人のように幸せを感じられないのか、

楽しく笑って過ごせないのか、

などの心に抱えている本当の問題が見えてきます。

この本当の問題にカウンセラーと一緒に気付き、

一緒に本当の問題を改善していくのが

カウンセリングというサービスです。

本当の問題が改善されるから、

自信もドンドン高めていける心を

取り戻す事だって出来る訳です。

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自信を高めて充実した日々を過ごしましょう。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。