こんばんは、習慣リノベーション心理カウンセラーの佐古です。

 

あなたは今までの人生で逃げた経験がありますか?

私は逃げた経験が何度もあります。

 

「嫌なことから逃げるな」と怒る人がいますが、

逃げる事って本当にダメな事なのでしょうか?

 

逃げると言う判断をする状況には多くの場合、

危機的状況があると思います。

 

この危機的状況でも「嫌なことから逃げるな」

と言うのが必ずしも正しい判断とは思えません。

 

「嫌なことから逃げるな」という大人は多いです。

このように子供を叱る親も多いように思います。

 

「嫌なことからいつも逃げていいんだよ」

とは、もちろん言えませんが、

「嫌なことから逃げるな」って言うのも

違うのではないでしょうか?

 

逃げる必要がある時、

自分が逃げるべきと判断した時は、

逃げてもいいと私は思います。

 

なぜなら、多くの人が

逃げない決断=耐える決断

をしてしまっているからです。

 

耐える、我慢する必要がある時も

人生には訪れます。

 

でも、逃げない=耐えるという習慣は

苦しさの多い人生に向かう習慣だし、

充実も少ない人生に向かう習慣でもあります。

 

あなたは大丈夫でしょうか?

 

「嫌なことから逃げるな」と周りから言われ、

逃げない=耐えるという習慣がついていませんか?

 

耐える事の多い人生を過ごしていませんか?

 

人生には耐える決断が必要な時があるように、

逃げる決断を必要とする時もあるはずです。

 

ただ、勘違いしないでほしいのは、

私は常に逃げていればいいとは一切思いません。

 

逃げるという決断も時には必要で、

「嫌なことから逃げるな」というのは、

耐えるしかないという思い込みを

根付かせるリスクもあると気付いてほしいだけです。

 

「嫌なことから逃げるな」というのは、

社会的に正しい意見のように聞こえます。

 

なので、嫌な事から逃げる人を

まるでダメな人間みたいに思い込む人も多い。

 

ダメな人間になりたくないので、

耐える人生を選んでしまうと言う人が

現代には多いのではないでしょうか?

 

逃げる人がダメな人間なんて事実はありません。

人間は良いも悪いもない、人間という存在です。

 

自分の、相手の、誰かの一時の意味付けで、

その人が良い人になったり、

ダメな人になったりしています。

 

そして、このような不確かな思い込みに囚われ、

苦しい気持ちになったり、

いつの間にか誰かを苦しめてしまったり、

自分がどんな人間かも見失う人も多いです。

 

嫌なことと向き合った時に、

本当に逃げたいのなら逃げればいい。

ただ、逃げる先を間違ってはいけません。

 

嫌なことと向き合った時に、

いつも闇雲に逃げているのならば、

それは逃げているようで

追い込まれているだけになっていませんか?

 

逃げれば逃げるほど苦しくなる人は、

多くの場合このパターンです。

 

逃げるのなら、逃げるスキルを磨きましょう。

 

逃げるスキルとは何だか解りますか?

 

例えば、「今から5分後に10mの津波が到着します。」

このような警報を聞いたあなたはどうしますか?

 

10mの津波がくるのですから当然逃げますよね。

では、どこに逃げるでしょうか?

 

ただガムチャラに逃げるでしょうか?

なるべく遠くへ逃げるでしょうか?

 

これでは津波に飲み込まれる危険が高いですよね。

 

5分後に10mの津波が襲ってくるんですから、

5分以内で行ける10m以上の高台に

逃げる事が逃げるスキルの高い人の避難です。

 

このように、逃げると言っても、

逃げ方の問題が私達の生活を大きく変えます。

 

そして逃げ方を間違わなければ、

逃げるという決断は正しい決断になる事も多いです。

 

逃げるスキルを磨くと言う事は、

自分を良く知り、環境を良く知り、

自分に合う安全な場所を沢山見つけておく事です。

 

あなたの逃げた先には安全が確保され、

そこで生きていける見通しが立っているから、

逃げるという決断が正しくなります。

 

そして、これこそは本当の逃げるだと思います。

 

ただ闇雲に逃げる事は、実は一時的に離れただけです。

だからすぐに追いつかれ痛い目にあってしまう。

 

例えば仕事が嫌になり、

ただ辞める事で逃げようとする人がいます。

 

辞める事で一時的に仕事の嫌気からは解放されるでしょう。

ただ、この人はすぐに苦しくなる場合が多いです。

 

新しい仕事が見つからず苦しい…

仕事がなくて収入もないので生活が苦しい…

仕事と一緒に信頼も失ってしまい苦しい…

 

逃げたのでなくただ離れただけだから、

またすぐに苦しさに襲われてしまう。

 

逃げるスキルの高い人は闇雲に辞めません。

自分は何が嫌なのか明確にして、

自分が求めるものも明確にして、

現実的に求めるものへ向かう見通しを

ハッキリと明確化してからそこへ向かって逃げます。

 

つまり、逃げるスキルの高い人にはゴールがあるんです。

自分が決めた安心出来る逃げる先のゴールがあるんです。

 

他人は「嫌なことから逃げるな」と言ってくるでしょう。

これは今後も変わる事はないかと思います。

だって、その人にとっては逃げられたら困るはずだからです。

 

人生を充実して過ごすには人間関係も大切です。

だから、時には「嫌なことから逃げるな」と言ってくる人の為にも、

耐えるという決断をすべき時もあるでしょう。

 

ただ、人間関係を、相手を優先し続け、

自分が耐える人生を選ばないでほしいです。

 

耐える習慣は総合的に苦しさの多い

人生に向かってしまうから…

 

時には自分が逃げる事も認め、

上手く逃げれるスキルも磨きたい人は

カウンセリングを受けてみましょう。

カウンセリングの申し込みはこちらから。

 

カウンセリングは自分の心と向き合う時間です。

だからこそ、沢山の気付きを得る事が出来る。

 

自分の心の状態に気付けるのはもちろん。

どのように整えればいいのか?

人間にとって心の状態が

どれだけ大きな違いをもたらすのかにも

気付く事が出来るはずです。

 

逃げるスキルを磨くと言う事は、

自分だけでなく、周りの人も

幸せにするスキルを磨く事にもなります。

 

まずは自分に注目して

自分を大切に生きる生き方は、

結果的に周りの人も大切に出来るんです。

 

逃げずに耐えていても、あなたは苦しく

あなたのパフォーマンスは低い状態になり、

周りの人はあなたの能力の恩恵を受けれません。

 

逆にあなたの能力を知る人からすれば、

期待はずれや裏切りという印象を与え、

周りの人の心を乱す結果にもなっているものです。

 

それが、まずは自分を大切に生きる事で、

あなたのパフォーマンスは高い状態になり、

周りの人はあなたの能力の恩恵を受けられるようになる。

 

多くの人は勘違いしていますが、

耐えていても良い結果は出ません。

 

耐えていて良い結果が出たとしたら、

それは耐えていたのでなく、

逃げずに向き合うという決断をして、

決断したからこそ楽しもう、頑張ろう、

などの姿勢で向き合う事が出来たからです。

 

逃げる決断をするにしても、

逃げない決断をするにしても、

結局は自分を大切に出来ていなければ、

状態や状況は悪い方向へと傾いていきます。

 

逃げてもいい!ただ正しく逃げましょう!!

カウンセリングの申し込みはこちらから。

一緒に自分を大切にする習慣を作り、

より充実した人生を過ごしましょう。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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