
こんにちは。
習慣リノベーション心理カウンセラーの佐古です。
8月も猛暑は続きそうですね(;^ω^)
来週にはまた台風も来るようですので、
天候に関する被害から身を守る過ごし方も大切です。
災害もそうですが私達は受け入れがたい現実に直面すると
「もしも~だったなら…」と考えてしまい
後悔の念に駆られてしまいやすい傾向があります。
「もしも、あの時あんな事が起きなければ…」
「もしも、あなたも私の事を想ってくれていたら…」
「もしも、あの場所に君がいてくれたら…」
こんな後悔の念に駆られた経験が
あなたにもあるのではないでしょうか?
このような後悔は今の自分を苦しい気持ちにして
自分で自分を苦しめる考え方ですよね。
でも、このような「もしも~だったなら…」の考え方で
後悔しない自分を作りだす事も人間にはできます。
今日は「もしも~だったなら…」の後悔から
解放される思考習慣を伝えたいと思います。
「もしも~だったなら…」と後悔して
苦しんでしまいやすい人は参考にしてください。
「もしも~だったなら…」が後悔を生む理由
「もしも~だったなら…」が後悔を生みやすいのは、
変えられない過去についてグダグダと考えてしまうから
というのが良く聞く理由ですよね。
人間は変えられない事に思考を向けると気分が乱れ
後悔などの苦しい気持ちに陥る思考にハマりやすいです。
なので、変えられない過去に思考を向けず、
今や思考を向けて「今出来ることを考えろ」と言われます。
確かにこの考えは幸せに生きるには必要不可欠で
必ず身に着けていきたい考え方ではあります。
でも、人間の脳は分析が得意なので
過去に思考が囚われやすい性質もあるんですよね。
だから、「過去より今を考えましょう」
と言われて頭では理解してもいつの間にか思考は
過去を向いて後悔してしまっている人も多いです。
こういう脳の性質上の問題もあるので、
過去に思考が向いてしまう悪癖がある人にとっては、
正しい答えである「過去より今」だけでは後悔から抜け出しにくい…。
だからこそ、「もしも~だったなら…」が後悔を生む
もう一つの大きな理由に気づいて改善する事も重要なんです。
「もしも~だったなら…」が後悔を生む影の理由
「もしも~だったなら…」が後悔を生む表の理由は
変えられない過去に囚われる思考だからです。
でも、人間の脳には過去に思考が向きやすい性質もあるので
後悔を生む表の理由がダメだと解っただけでは止める事が難しい。
そこで、後悔を止めるポイントになってくるのが
「もしも~だったなら…」が後悔を生む裏の理由です。
「もしも~だったなら…」が後悔を生むのは、
「もしも~だったなら…」の『~』に
願望(プラスイメージ)が入ってしまうからです!
「もしも、あの時答えに気づけていたなら、
試験に合格して人生は変わっていたはずだ…」
「もしも、あなたが私の事を好きでいてくれたなら、
幸せな家庭を築いてハッピーな人生になっていたはず…」
「もしも、あの場所にこの資料があったなら、
プレゼンを勝ち取り多大な利益を得られたはず…」
「もしも~だったなら…」の『~』に
願望(プラスイメージ)が入ると、
自然と後悔の思考になるのが解りますよね。
では、「もしも~だったなら…」の『~』に
危機(マイナスイメージ)が入るとどうなるでしょうか?
「もしも、あの時頭が真っ白になってたなら、
過去最高得点という自信も得られなかった。」
「もしも、あなたと出会ってさえいなかったなら、
恋という幸せな気持ちも知らずに寂しい人生だった。」
「もしも、あの場所に立つ事もできなかったなら、
経験を生かしてスキルアップすることもできなかった。」
「もしも~だったなら…」の『~』に
危機(マイナスイメージ)が入ると、
後悔でなく前進に気づく思考になるのが解りますよね。
「もしも~だったなら…」が後悔を生む訳ではありません!
「もしも~だったなら…」という思考が前進の気づきを生み、
本当は手に入れられている自信や今の幸せにも気づかせてくれ、
後悔を消し去り次の成功の可能性を高めてくれる思考にもなるんです。
後悔しない「もしも~だったなら…」を身に着ける方法
人間の脳には過去に思考が向かいやすい性質があります。
幼少期から過去に思考が向かうのではなく、
今に注目する思考習慣を築けているのなら問題ないですが、
多くの日本人には身についていない思考習慣です。
なぜなら、日本の教育システムが過去に思考を向けさせ
後悔や反省の念に駆らせる中で
反骨精神を鍛えようとするものだからです。
つまり、多くの日本人には自然と過去に思考が
向きやすい思考習慣が身についている訳です。
なので、「もしも~だったなら…」という
思考をとても起こしやすいのが現実です。
だからこそ、「もしも~だったなら…」
という思考が起きても後悔しないような
思考習慣が大切になってくると言えます。
「もしも~だったなら…」と思考しても、
『~』に願望(プラスイメージ)が入るのか、
『~』に危機(マイナスイメージ)が入るのかで後悔も変わります。
後悔して苦しい気持ちになりたくないなら、
「もしも~だったなら…」という思考を意識的に、
しかも『~』に危機(マイナスイメージ)が入る練習を積み重ねてみましょう。
例えば、あなたが仕事がうまくいかず、
今の仕事に就いたことを後悔して苦しい気持ちなら…。
「もしも今の仕事をクビになり無職になったなら…」
という「もしも~だったなら…」思考の練習をしてみましょう。
例えば、あなたが受験勉強をうまくできず、
今日の過ごし方に後悔して苦しい気持ちなら…。
「もしも今日、全く勉強していなかったら…」
という「もしも~だったなら…」思考の練習をしてみましょう。
例えば、あなたが彼氏とケンカをして、
付き合った事に後悔して苦しい気持ちなら…。
「もしも彼にフラれてしまったなら…」
という「もしも~だったなら…」思考の練習をしてみましょう。
「もしも~だったなら…」は人間の思考に必ず生まれます。
この「もしも~だったなら…」の『~』が願望ばかりなら、
今とのギャップに後悔が生まれ
苦しい気持ちになるのが自然な心の反応です。
私達は理想や願望通りいかなかった時、
誰かや何らかの基準と比べ劣ってしまっていた時、
「もしも~だったなら…」が生まれ後悔に陥りやすいです。
でも、このような時も最悪ではなく
今という時間に、今までという時間にプラスは存在しています。
なのに、このプラスを見失い気づけなくなった心理状態だから
後悔も生まれて抜け出せない苦しい気持ちにハマる人も多いです。
今のあなたの状況や状態は悪いのが事実でしょう。
でも、今のあなたの状況や状態は最悪じゃないし、
生きていて挽回できる状況や状態なのも事実です。
現代人は「最悪」という言葉を簡単に使う
心を苦しめ状況や状態を悪化させる悪癖も持っています。
私もまだまだ「最悪」を口走る時が年に数回ありますが、
冷静に向き合ってみると最悪でも何でもない、
嫌な出来事やアクシデントに見舞われただけなんですよね。
この状況にもプラスな面は常に存在していて、
それに気づけた時は苦しい気持ちからも抜け出せて
悪い状況や状態からも抜け出せていく時なんです。
私達が後悔する時、悪い状況になっているのは事実です。
でも、だから言って苦しい気持ちでい続ける事や
後悔から抜け出せないでいるのは自己管理の問題です。
後悔しやすい人生を生きたいのなら、
後悔にいつまでも駆られて生きたいのなら、
過去に囚われ「もしも~だったなら…」
の『~』に願望(プラスイメージ)を思考して生きればいい。
後悔しにくく後悔から抜け出したいなら、
違う思考習慣をメンタルトレーニングで身に着ければいい。
選べるのは、自分自身でしかありません。
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