こんにちは。
習慣リノベーション心理カウンセラーの佐古です。

今日は最近話題の悪質タックル問題を例に
日本教育の本質的問題について考えたいと思います。

子育てにおいても、この問題点に親が気づき、
心理的に導けるかが子供の将来に大きく変えます。

悪質タックル問題は大学で起きた問題で、
メディアでも問題視されているのは
大学や監督などの対応についてが多いです。

ですが、この問題の本質には
日本が抱える心理的問題が隠れています。

一緒に本当の問題を確認し、
わが子もこの問題に巻き込んでいいかを考えてみましょう。

本当の問題は人なのか?行為なのか?

罪を憎んで人を憎まず

学生アメリカンフットボールの試合で
日大の選手が無防備な関西学院大選手に
後方から悪質なタックルをして負傷させた問題

加害者の日大選手が勇気ある会見を開いたことで、
より一層日大への批判は強まっているように思います。

今では指示したしないの問題となり、
誰が悪いのかの犯人捜しの流れも出来ていますよね。

確かに誰が悪いのか解るのなら明確にする必要はありますが、
今回の問題で悪いのは人なのでしょうか?

1人の悪者を見つけ出し罰することで、
このような問題が二度と起こらなくなるのでしょうか?

そんな事はないと私は思います。

確かに人にも問題はありますが、
本当の問題は悪質タックルという行為であり、
なぜ悪質タックルが起きてしまったかという問題です。

「罪を憎んで人を憎まず」
という言葉も昔からありますよね。

今のこの悪者探しの社会傾向は
政治でもよく見かける光景ですし、
学生だといじめ問題などでよく見かける光景です。

人を憎いんで罪を見失っていませんか?

人に問題があって悪者を罰すればいいという傾向は
人が変わって問題が再発しやすい考え方です。

人を罰するなら被害者と加害者が裁判でやればいい。

問題は行為だと見失わず、行為に至る心理を理解し
改善策を議論したり実施することが
私達個人や社会のやるべき事で
本当の再発防止に繋がるのではないでしょうか?

子育てでも、子供が悪さをした時に、
行為ではなく子供を悪者にしてしまいがちです。

この行為は悪いことだと教える事、
解っていたならなぜ起きてしまったのかを追求し、
改善をしていくことが必要不可欠です。

子供を悪者に、ただ怒ってばかりでは
子供の心がボロボロになってしまうので気を付けましょう。

悪質な問題が起きてしまう本当の問題

悩み解消

悪質タックルを実行してしまった宮川選手は
悪質タックルはいけない事だと
解らなかった訳では決してありません。

会見でも話されていましたが、
様々な心理背景がある中で指示されたから
やってしまったというのが本質的な問題だと思います。

あなたにも心当たりがあるかもしれません。

自分はいけない事だと解っているのに、
その場の流れや立場、様々な理由で
実行してしまった悪質行為が…。

私も若い頃、いくつか心当たりがあります。

でも、これってやっぱりいけない事で、
理由があるからとか、皆もやっているからって
許されたり問題ない事になんてならないんですよね。

だからって、加害者を許すなというのも違います。

そもそも人間にとって許さないという心理状態は
許さないと考えている人が一番苦しくなる状態なので、
自分で自分を苦しめる心の自傷行為の1つでもあります。

解っているのに理由や指示によって問題行為をしてしまうのは、
自分の意思決定権の低さという心理的問題が隠れているんです。

自分の言動なのに決定権の最優先人物が自分ではない。

これは普段の過ごし方や育ってきた環境、教育によって作られます。

親や周りの大人がいろいろ決めてしまっていれば、
子供の無意識は自分に決定権がないと学習します。

なので、自分が疑問に思っても自分より上(決定権がある)
と思っている人の指示に従ってしまう人になります。

これはマインドコントロールの一種でもありますが、
日本の教育って意外とこうなる関わり方が多いです。

子供の頃から自由よりも規制を強く感じ、
自由を否定される経験を多く重ねると
自己決定権の低い大人へと成長していきます。

宮川選手は周りの反対もある中で
今回の勇気ある会見を開きました。

これは今までの自己決定権の低い自分への決別、
自分が正しいと思う決断を実行して生きる
新しい自分の人生への第一歩だったのかと思います。

悪質タックルは問題なので反省し責任も取る必要はありますが、
勇気ある自己決定をきっかけに素晴らしい未来が開ける事を願います。

子育てにおいても、わが子の自由を尊重せずに
大人の規制ばかりで関わっているのなら注意が必要です。

子供の決定権を奪ってばかりの子育てだと
子供の将来を危険にさらす事にもなるので注意しましょう。

日本社会が変わるべき方向性とは?

相談

悪質タックル問題のような問題
今のままの考え方や関わり方では
たくさん起きてしまうように心理的観点からは見受けられます。

加害者の宮川選手は追い込まれていたようです。

宮川選手だけでなく、様々な事情で追い込まれている人は
今の社会に溢れているようにも思います。

誰にも相談できず一人で抱え追い込まれる社会。

日大ではこういう追い込まれている人が
頼れるサポートの場を作る改善がされるのでしょうか?

今回の問題で日大のイメージは大きく崩れ、
日大生への精神的負担はかなり大きいと思います。

この問題は間接的な被害者をたくさん出していますが、
この被害者たちは追い込まれ一人で悩んでいないかが心配です。

もし、あなたの子供が何らかの影響で追い込まれていたら、
親を頼って相談してもらえる関係つくりが出来ていますか?

親でなくても専門家などに気軽に相談出来る
環境や考え方を伝えられているでしょうか?

子供の社会にはいじめという大きな闇もあります。

自分はいじめるつもりはなくても、
その場の流れや指示をされ悪質な行為をしてしまう…。

追い込まれて相談も出来ずに
いじめに加担している子供も多いです。

問題が起きているから相談する習慣ではなく、
普段から相談してコミュニケーションを交わす
親子の習慣があるのかどうかがこういう問題を防止します。

心の病の増加と共にカウンセリングという言葉は広まりましたが、
日本ではまだまだ相談する習慣があまりないように思います。

親自身が抱え込んでいれば、子供も抱え込みやすくなる…。

これは親子の問題だけでなく日本社会の問題でもあります。

追い詰められている人は増えているのに相談できる場所や
安心して気軽に相談出来るシステムが準備出来ているとは言えません。

私も一人の専門家としてこの社会改変が進むよう
一生懸命頑張りますが、これは一人一人の意識改革も必要です。

今一度、自分は抱え込まずに普段から相談する習慣があるか?
自分の言動の決定権の最優先人物は自分かどうか?
人ではなく行為に問題がある事を見失わず対応出来ているか?
この機会に見直して、今後の子育てにも役立てて頂ければ幸いです。

子育てに悩み、一人で抱え悩み苦しんでいる方は
ハートフルタイムのお試しセッションを受けてみてください。

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子育ては一人で悩んで解決するのが親の役目ではありません。

親も悩んだ時は気軽に相談して一人で抱え込まずに
人と助け合って幸せを求めていく姿を見せるのも
親がするべき教育の1つだと私は思っています。

子育てでは追い込まれた親の虐待問題もあります。

親だって虐待なんてしたくないのに
追い込まれてどうしようもなくなり、
気が付いたら感情的に手があがっていた…。

親だからこそ自分を追い込まない事も
子供を守り、自分を守る大切な過ごし方だと忘れないでください。

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大切なものを見失わず、幸せをたくさん感じられる
子育てライフを一緒に楽しみましょう!

今日も最後までご覧頂きありがとうございました。